終了レポート

海の宝アカデミックコンテスト優秀作品上映 -海と日本PROJECT-

日 程 :
6月6日(火)~9月20日(水)
開催場所:
函館市国際水産・海洋総合研究センター
参加者数:
5850人
主 催 :
北海道大学大学院水産科学研究院
目 的 :
全国から多数訪れる来館者の中学高校生を対象に「海の宝アカデミックコンテスト2023全国大会-海と日本PROJECT」への参加を募ることを目的としています。

イベント内容

 函館市国際水産・海洋総合研究センターは、函館での水産海洋分野の研究開発や産学官連携の拠点となっており、多くのイベントが開催され、また全国から中学高校生が修学旅行等で施設見学にも訪れる画期的な施設となっております。そのエントランスホールに常設されているモニターで、「海の宝アカデミックコンテスト優秀作品上映-海と日本PROJECT-」を3ヶ月半上映いたしました。前年度の頂上コンテストに進出した優秀作品とプレゼンの様子をショートムービー形式にした動画です。

 「海の宝アカデミックコンテスト」は、全国の中学生高校生を対象に毎年開催され、自分(またはチーム)なりの「海の宝」を調査・研究・考察したことを、写真やイラストを活用して8枚組の電子紙芝居(スライド)にまとめて形にして表現する、プレゼンテーションコンテストです。

 モニター横に設置したアカデミックコンテストの大きな布ポスターは来館者の目に留まることでしょう。来館者は足を止めモニターの動画に視線を移します。1作品5分程度の発表を観ることで、最初「なんだろう」から、「面白そう」「応募してみようかな」と来館者に興味を持ってもらうことが狙いです。

 動画を観ていた中学生・高校生に声をかけてみたところ、「面白かった」「自分も挑戦してみようと思う」「同じ年代とは思えない」「同じ年代であることが誇らしい」などと様々な観点からの感想が聞けました。

 このイベントに参加した中学・高校生は、「海の宝アカデミックコンテスト」を知ったことにより海への関心が深まり、同時にそれを守ろうとしている同年代の人たちが全国に大勢いることに気づき、自分も次なる一歩を踏み出してみようと思ったに違いありません。

(伊藤晴留美)

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