終了レポート

「海の宝アカデミックコンテスト優秀作品上映 -海と日本PROJECT-」

日 程 :
6月2日(木)~9月21日(木)
開催場所:
函館市国際水産・海洋総合研究センター
参加者数:
1866名
主 催 :
北海道大学大学院水産科学研究院
目 的 :
海洋環境問題に関する動画上映(海の宝アカデミックコンテスト2021の優秀作品から6作品)により「海」の魅力と課題を考える。また、「海の宝アカデミックコンテスト2022全国大会-海と日本ROJECT」のPR展示も併せて行う。

イベント内容

 函館市における水産海洋分野の研究開発や産学官連携の拠点となっている函館市国際水産・海洋総合研究センターのエントランスホールにて、「海の宝アカデミックコンテスト2021全国大会-海と日本PROJECT-」で最優秀賞や優秀賞を受賞した作品の動画を上映しました。「海の宝アカデミックコンテスト」は、全国の中学生・高校生を対象に開催し、「海の宝」を調査・研究・考察し、写真やイラストを活用した8枚組の電子紙芝居で表現するものです。

 今回は2021年のコンテスト優秀作品の中から、海洋環境問題に関する作品を中心に6作品の動画を上映しました。海洋環境問題のひとつとして上げられる、船の事故などで海に流出した重油による海洋汚染について、ネギボウズを使って重油を除去する方法について研究した作品やバイオプラスチックを作る試みを紹介した作品、100年後の未来から2021年に生きる”私”に届くメッセージで海の環境問題について訴える作品など、中高生らしい豊かな感性で制作された作品の動画が函館湾を一望するエントランスホールで上映されました。

 センターを訪れた中学生・高校生にこの動画上映を紹介したところ、「楽しそうな実験だな」や「紙芝居を作るのは結構難しそうだ」などの感想が聞けました。また、海や特に釣りが好きで函館にもよく訪れる若者など、多くの来館者に「海の宝アカデミックコンテスト」を周知することができました。

 このイベントを通して、自分自身の「海の宝」を探し、あらためて身近に存在する「海」について考え、「海」の未来を考える契機となりました。

(渡辺 望未)

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