終了レポート

「2021海峡の夏・空から考える私たちの海の宝 -海と日本PROJECT-」

日 程 :
8月25日(水)~31日(火)
開催場所:
函館空港1階中央ホール
参加者数:
2685人
主 催 :
北海道大学大学院水産科学研究院
目 的 :
「海の宝アカデミックコンテスト」2020年の受賞作品の中から海洋環境に関する6作品の動画を放映することにより、「海の宝アカデミックコンテスト」を周知し、また海への興味や関心を深めるきっかけを提供する。

イベント内容

 函館の空の玄関口である函館空港の1階中央ホールにて、「海の宝アカデミックコンテスト」2020全国大会の優秀作品から環境問題をテーマとした6作品を動画放映しました。

 コンテスト優秀作品の動画では、天日塩から分離した海洋細菌を活用してバイオプラスチックを作る試みや、廃棄予定のコメからバイオプラスチック「コノマイ」を作成するなど、中高生のマイクロプラスチック問題への関心の高さを感じました。

 また、日本の海は、地域により歴史的背景や地理的条件が異なり、その魅力は多様性に富みます。それぞれの地域の課題を取り上げた作品も印象的でした。「児島湖」の環境保全活動の発表や沖縄のサンフラワープロジェクトの紹介など、全国の中高生が地元の海の環境を守り資源をずっと活用していくために積極的に行動する様子がよくわかりました。

 中学生、高校生らしい豊かな感性で制作された作品の動画放映は、海の宝アカデミックコンテストを広く紹介すると同時に、空港を訪れた方に日本の海の魅力と課題を感じていただけたと思います。

(和田敦子)

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