イベント内容
三方を海に囲まれた「みなと街 函館」。その空の玄関口、函館空港の1階中央ホールにおいて、「海の宝アカデミックコンテスト」の環境問題をテーマとしたこれまでの入賞作品を集めた動画を上映しました。
コンテスト入賞作品の動画では、マッコウクジラから排泄される希少な「龍涎香」を起点に生体の乱獲や海洋プラスチックについて問題提起した作品や、食塩や魚醤といった調味料にマイクロプラスチックがどう含まれるかを調査した作品など、中学生・高校生の視点で制作されたプレゼンテーションの数々を上映しました。
函館空港は年間およそ180万人(2019年乗降客数)が利用し、国内外から多くの人が往来する場所です。今年は新型コロナウィルスの影響のため客数が減少傾向ではありましたが、出発ロビーに続くエスカレーターや飲食店に隣する中央ホールでの開催できたこともあり、お子さま連れのご家族をはじめ、たくさんの方にご覧いただくことができました。「海の宝アカデミックコンテスト」の大きなバナースタンド2台もとても目を引き、コンテスト開催を広く周知することができました。
飛行機に乗ると、上空からは海が見えます。海を見下ろしながら、中学生・高校生が発見した「海の宝」を絶やさぬように何ができるかを考えるきっかけになったと感じています。
(泉 花奈)