終了レポート

「海と日本PROJECT 磯の生きもの調査隊in桜島」

日 程 :
8月3日(土)、4日(日)各日 13:30~16:00
開催場所:
鹿児島市桜島袴腰海岸
参加者数:
8月3日 38名 8月4日 42名
主 催 :
かごしま水族館
共 催 :
北海道大学大学院水産科学研究院
目 的 :
桜島の潮だまりにはどんな生きものがいるのかつかまえて調べよう!
桜島の潮だまりで、参加者自身が生き物を捕まえ観察し名前を調べる等の体験学習を行うことで、地元の身近な海の多様な生き物や環境への興味や関心を高めてもらう。

イベント内容

 8月3日(土)と4日(日)に、「海と日本PROJECT 磯の生きもの調査隊in桜島」を実施しました。かごしま水族館のホームページやFacebook、館内掲示、鹿児島市内の小中学校へのチラシ配布、報道機関へのリリースでイベントを告知しました。3日は、38名(内、小中学生16名、保護者家族22名)4日は42名(内、小中学生17名、保護者家族25名)の参加がありました。

 イベントは以下の流れで実施されました。海岸近くの国民宿舎レインボー桜島に現地集合していただき、最初に当館職員から本イベントの趣旨説明、注意事項の説明を行いました。その後、グループごとに海岸へ移動し、干潮の時刻に合わせて採集を開始しました。潮の引いた場所では、岩の下に隠れているナマコやクモヒトデなどを簡単に見つけることができましたが、潮だまりでは、魚を見つけタモで追い込みますが、素早い泳ぎと僅かな隙間から逃げてしまうためなかなか捕まえることができず苦戦していました。最終的にはみんなで協力して捕まえることが出来ましたのでたくさんの生き物が集まりました。海岸にある休憩所に移動し、採集した生き物をプラケースに入れて観察を行い、水族館職員が名前や特徴について解説を行いました。採集した生き物は、終了後に職員によって海へ戻されました。

 最後に、アンケートの記入、海岸清掃を行い、イベントを終了しました。

 暑い野外での体験学習となりましたが、参加者の方からは、たくさんの発見や驚きがあったことや楽しかった、もっと調べたいとの感想を頂きました。

 8月3日は南日本新聞社の取材があり、後日イベントの様子が紹介されました。

受付集合場所(レインボー桜島)

海岸へ移動

実施場所 桜島袴腰海岸

岩の隙間を探す

観察と採集

みんなで集めた生き物を観察

職員が解説

打ち上げられたゴミを回収察

海岸清掃

記念撮影

(佐々木 章)

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