終了レポート

「2019夏・私たちの海の宝は守れるか? -海と日本PROJECT-」

日 程 :
7月27日(土)~8月1日(木)
開催場所:
函館市中央図書館 展示ホール
参加者数:
550名
主 催 :
北海道大学大学院水産科学研究院
目 的 :
海洋環境問題に関するパネルや写真と「海の宝アカデミックコンテスト」の受賞作品等を展示することによって、海洋環境が抱える問題に関心と興味を持ってもらう。

イベント内容

 「海の宝アカデミックコンテスト2020・海の魅力や課題を考え行動する(海と日本2020)」の事業の一つとして、パネル展「2019夏・私たちの海の宝は守れるか? -海と日本PROJECT-」を函館市中央図書館 展示ホールで開催しました。

 北海道大学大学院水産科学研究院 綿貫豊教授によるプラスチックの海鳥への影響に関するパネルや同博士研究員 松田純佳さんによるクジラ・イルカの胃内容物調査に関するパネル、過去の「海の宝アカデミックコンテスト」より、環境問題をテーマとした作品の数々を事業の紹介パネルとともに展示しました。また、東海大学海洋学部 鉄多加志准教授が撮影した人工物の「家」に住む生物の写真、ゴーストフィッシングの被害状況を伝えた写真等を展示しました。人間が流出させている人工物が海洋生物に与える影響を伝える展示になりました。

 海は私たちの宝です。しかし、プラスチックなど多くのゴミを排出しながら生活することで、このままではこの宝を失ってしまうことになります。来場者の中には「自分の子供たちが海を汚い場所と思ってしまったら、あまりに悲しい」と口にする人もいました。この展示を通して、多くの人が海を守るために何ができるのかを考えるきっかけになったと思います。

展示の様子

展示の様子

展示の様子

興味深そうに展示を見る親子

授業を受けて、興味を持ったと話す大学生

展示について語り合う来場者

(畑中 智希)

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