終了レポート

「空から海の魅力を語ろう Ⅰ-海と日本PROJECT-」

日 程 :
6月1日(土)~6月16日(日)
開催場所:
函館空港2F出発口
参加者数:
36,000名
主 催 :
北海道大学大学院水産科学研究院
共 催 :
函館空港ビルデング株式会社
目 的 :
北海道大学大学院水産科学研究院で実施している海に関する教育・研究や「函館の海」を広く一般の方々に紹介することおよび本事業の一環で開催する中高生向けの「海の宝アカデミックコンテスト」の周知をすることで、「海」への興味や関心を高めてもらう。

イベント内容

 函館空港は南北海道の空の玄関口として国内外から多くのお客様にご利用いただいております。本事業は、三方を海に囲まれている「みなと街 函館」その空の玄関口函館空港に設置されている「まちかどデジタル水族館」(設置:函館市)において、北海道大学大学院水産科学研究院が監修した函館近海の生物や海藻の動画を放映し、その魅力や函館の水産資源の大切さを多くの方に身近に感じていただくとともに「海の宝アカデミックコンテスト」の周知を目的として企画されました。

 函館空港は年間176万人(平成30年乗降客数)のビジネス・観光・地元の皆様方等にご利用いただき、さまざまな人々が行きかう場所です。特に6月以降の函館は観光のハイシーズンをむかえ活気づいてまいります。その様な中、函館空港2F出発口に設置しております「まちかどデジタル水族館」にて函館近海に生息するカジカ・メバル・ホテイウオ(ゴッコ)などの魚達や真昆布・がごめ昆布・ウガノモクなど函館を代表する海藻類の生育状況を放映したところ、多数の搭乗手続き待ちのお客様にご覧いただくことができました。

 少々お話しを伺うと「ゴッコの身はコラーゲンたっぷりで、卵はプチプチとして鍋にして食べると旨いんだよ」とか「がごめ昆布はねばねばとろとろで体にいいらしいよ」など、さすが地元のお客様と思うコメントをいただいたり、「あの魚は何?」、「見たことがない魚ね」など興味を持ってご覧いただいたりと出発前の一時ではありますが函館の海洋生物に興味や関心が高まったと思われます。

 また、「海の宝アカデミックコンテスト」のPR放映も行ったところ見入る中高生の姿が見受けられ本事業の認知度向上にも繋がったと認識しております。

 いずれに致しましても、函館空港を飛び立ち、空から海を見下ろしながら函館の海洋生物達に思いを馳せていただけたのではと感じております。

※航空保安の関係上検査機器やお客様が映らないよう撮影しております。

(鈴木 公隆)

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