終了レポート

「科学夜話 海の宝イカの話 海と日本PROJECT」

日 程 :
8月21日(火)19:00~20:30
開催場所:
函館市青函連絡船記念館摩周丸サロン
参加者数:
21名
主 催 :
サイエンス・サポート函館
共 催 :
北海道大学大学院水産科学研究院
目 的 :
「いかにいかをいかすか」をテーマに、海のお宝イカの魅力を紹介する。

イベント内容

 8月21日(火)函館市青函連絡船記念館摩周丸のサロンを会場に「科学夜話 海の宝イカの話 海と日本 PROJECT」が開催されました。中高生以上を対象に、また函館市民に馴染みの「イカ」について、『いかにいかをいかすか』をテーマに海の宝イカの魅力を知ってもらうことが目的です。

 沖縄科学技術大学院大学の杉本親要さんを講師に迎え、サロンに集まった参加者は皆、イカを「知のパイオニア」と捉える、これまでにない角度からの話を聞きながら、スクリーンの動画に見入っていました。この講座は「はこだて国際科学祭2018」のイベントのひとつにも位置づけられており、UDトーク(アプリによる音声認識技術を活用したリアルタイム字幕を提供)も行われ、「イカの話」に興味を持った小学生から成人までの方々が21名参加されました。

・「知のパイオニア」とは?・「知性」あふれるであろうイカの群れをどのように捉えるか?・イカ的“知性”の進化・海の宝イカの話

 以上の流れで、イカを研究することで見えてくるもの“知性”、“遺伝や環境”について話され、「皆さんは、いかにいかをいかしますか?」この問いかけで終わった科学夜話ですが、函館の身近にもいるイカを重要なものと捉え、地域の研究にも目を向ける良いきっかけとなったのではないでしょうか。イカに限らず、海の生き物の中には、まだまだ知られざる“宝”が眠っているのでは・・・と考えさせられる夜でした。

科学夜話が行われた会場

イカの人工飼育について語る杉本氏

UDトークを映し出している様子

サロン会場全体の様子

真剣な眼差しで聞き入る参加者たち

考えさせられるテーマとなった「いかをいかにいかすか」

参加者やスタッフと一緒に記念撮影

(仲川 昇一)

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