- 日 程 :
- 7月9日(日)11:00~12:00
- 開催場所:
- ドルフィンポート 1階 ドルフィンホール(鹿児島市本港新町5-4)
- 講 師 :
- 北海道大学名誉教授 仲谷一宏 博士
- 主 催 :
- かごしま水族館
- 共 催 :
- 北海道大学大学院水産科学研究院
- 目 的 :
- 子どもから大人までを対象に、「サメの研究者」による講演会を開催し、サメをはじめとする海洋生物や海洋環境等「海」への興味や理解をより深める機会とする。
イベント内容
「サメ世界in鹿児島 海と日本PROJECT」講演会「サメと巡り合って」を鹿児島市本港新町の「ドルフィンポート」に於いて実施し、90名が参加しました。
講演会では、一人のサメ研究者が、どのサメに、どの様な理由で興味を持ち、さまざまなサメの謎に挑戦してきたかを、仲谷博士のこれまでの研究人生を振り返りつつご講演いただきました。研究での苦労や新しい発見の喜び、最新のサメに関する話題を、スライドを使いわかりやすく解説をしていただきました。新しく取り組んでおられる、歌詞とメロディに乗せて楽しみながらサメを学べる「さめ先生のサメの歌」の中から、オナガザメ、ジンベエザメの歌を先生の解説付きで紹介していただきました。「おちんちんはふたつ」の歌では、小さなお子さんの笑い声がとまらなくなるほど盛り上がりました。1時間の講演はあっという間に終了時間を迎え、「実は、サメはあまり好きではなかったのですが、奥の深い生きものだということがわかった」や「長年にわたり情熱注げることがある先生がうらやましい(私もみつけたい)」と感想をいただき参加者の皆さんにとって興味深く参考となる、笑ったりしながらの楽しい講演会となったようです。
仲谷博士のご講演内容
1.サメ研究の自分史学生時代の研究、サメに興味をもつようになったきっかけや研究者になる決心をした出来事について。
2.サメの謎に挑戦多くのサメに出会い、その不思議な生態や形態を学び、その謎を解決するため日本だけでなく世界中を飛び回り、どのような結論を得ることができたのか、ご自分のたどった楽しくも苦労した研究の経験談。
3.サメをもっとわかりやすく楽しく理解するための取組「さめ先生のサメの歌」作詞、仲谷博士、作曲・歌 ネネッチ(仲谷博士の娘さん)のYou Tube 公開されている13曲のサメの歌の中からオナガザメ、ジンベエザメ、おちんちんはふたつ を紹介。
講演会の様子
会場入口
受付
会場全景
司会進行
講師紹介
講演会①
講演会②
講演会③
参加者の様子①
参加者の様子②
質問者
質問に回答する仲谷博士
会場で仲谷博士の著書を紹介
来場者とのふれあい サインをする仲谷博士
アンケートの結果
今後の講座開発の参考にするために、参加者にアンケートをお願いしました。その中から参加者の一部の感想を紹介します。
参加者90名中45名から回答を得ました
- (1)住まい
- 鹿児島市内…31名 鹿児島県内…13名 県外(神奈川県)…1名
- (2)性別
- 男…17名 女…27名 不明…1名
- (3)年齢
- ①10歳未満…2名 ②10代…9名 ③20代…0名 ④30代…9名 ⑤40代…8名 ⑥50代…4名 ⑦60代…7名 ⑧70歳以上…6名 (未就学児…0名 小学生…3名 中学生…4名 高校生…4名)
- (4)情報入手
- ①新聞・テレビ・ラジオ…12名 ②ポスター・チラシ…14名 ③ホームページ…8名 ④知人・友人…4名 ⑤その他…8名 水族館で知った、ドルフィンポートの放送案内等
- (5)感想
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- とても分かりやすかった
- サメの歌が面白かった(素晴らしかった)
- こんなに多くの種類のサメがいることに驚いた
- サメのユニークな繁殖生態がわかってよかった
- 難しいお話しかと思ったが、分かりやすくて、サメに対して悪いイメージしかなったけど可愛い存在に思えるようになった。
- ダルマザメの話が強烈に印象に残りました
- 小さいころからメガマウスに興味があり、その話を聞けたのでうれしかった
- ヘラザメの形がすごい!
- ドルフィンポートを会場に使ったことで気楽に入場できた
- サメに対するイメージが大きく変わった
- もっと長く聞きたかった
- 今後も専門家による講演会の開催をお願いします
- 先生の研究過程がすばらしい
- 英語は研究活動で大切だと再認識した
- 実は、サメはあまり好きではなかったのですが、奥の深い生きものだということがわかった
- シュモクザメが好きだったので頭部について話が聞けてよかった
- 50年の研究生活!すごい!
- 長年にわたり情熱注げることがある先生がうらやましい(私もみつけたい)
(佐々木 章)